1.魚道の整備
第一魚道[設置]
[魚道設計流量等諸元の設定]
1.対象魚を体長40cm、体高15cmのフナとする。
2.魚道水深は対象魚の体高以上を確保することから、隔壁部の越流水深が15cm以上となるよう設定する。
3.隔壁間プール延長は、対象魚の体長以上を確保することとし、40cm以上に設定する。
4.魚道最上流隔壁高さは、15cmの越流水深が確保できるよう田面より15cm下がりとする。
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水田魚道の諸元
堰板勾配 Θ(°) |
31.5° |
設置勾配 |
1/10 |
魚道幅 B(mm) |
400mm |
堰板間隔 FL(mm) |
640mm |
隔壁厚さ (mm) |
190mm |
プール延長 (mm) |
450mm |
堰板最低高 HD(mm) |
100mm |
斜長(m) |
6.0m |
田面と水路水位の差(cm) |
60cm |
魚道設置作業
鳥浜区内に於ける魚道設置場所の選定を行い設置作業には、美鳥会、青壮年会のメンバーにて作業にあたりました。
左の第一魚道完成写真です。平成20年4月撮影。
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稚魚の降下
第一魚道では、5月にフナが魚道を登るのが確認され、6月には稚魚が降下するのが確認されました。第一魚道の設置は成功です。
左写真は降下した稚魚のです。写真はクリックすると魚道を登って来たフナもご覧いだけます。
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第二魚道設置
第一魚道に続き、第二魚道の設置が決まり平成20年11月に多くのメンバーにより設置作業が行われ完成しました。新聞記事にも記載されました。
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魚道の環境整備
二つの魚道が完成し、魚道に渡る橋や魚の遊水路や魚道の案内看板設置など環境整備をしました。
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魚道の観察会
平成23年6月には、子供達による魚道の観察会を行いました。
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第二魚道での稚魚の調査
平成23年7月、第二魚道では多くの稚魚が確認する事が出来ました。
魚道には外来魚も確認出来ました。
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平成30年5月7日、魚道を登るフナとナマズの映像です。